電力の供給に関する契約を締結
東京ガスは、9月29日、神戸製鋼所が所有する神鋼真岡発電所において発電する電力に関し、同日、電力の供給に関する契約を締結したことを発表した。
両社は2014年3月31日に基本合意書を締結し、これまで契約の詳細を協議してきたという。
(画像はプレスリリースより)
事業概要
「神鋼真岡発電所(仮称)」は、神戸製鋼が現在、栃木県真岡市において建設準備を進めているガスタービンコンバインドサイクル方式の天然ガス火力発電所だ。
発電規模は120万kW級(60万kW級×2基)で、1号機は2019年後半、2号機は2020年前半の運転開始をめざしているという。
東京ガスは、茨城県日立市~栃木県真岡市を結ぶ、約84キロメートルの「茨城~栃木幹線」を通じて同発電所に都市ガスを供給する一方、発電所の運転開始から15年間にわたり、発電した電力の供給を受ける計画である。
国内発電事業を拡大
東京ガスは、今回の事業を、「チャレンジ2020ビジョン」における国内発電事業拡大計画の一環と捉えているプロジェクトだ。
同社は天然ガスの普及・拡大、発電事業を通じ、これからも安定したエネルギー供給に取り組む方針である。
▼外部リンク
東京ガス プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20140929-02.html
神戸製鋼所 ホームページ
http://www.kobelco.co.jp/