インドネシアの水力発電所向けに
富士電機は9月25日、同社の関連会社である富士・フォイトハイドロが、インドネシア共和国ラジャマンダラ水力発電所向けに主要発電設備を受注したことを発表した。
インドネシアでは、人口増加や経済発展に伴い、電力供給力の増強が課題として挙げられているという。
(画像はホームページより)
受注概要
このプロジェクトは、関西電力とインドネシアパワー社が共同出資するインドネシア法人が、IPP事業体として水力発電所を建設・操業し、インドネシア国営電力公社に対して30年間売電していく事業だ。
新発電所は、西ジャワ州チアンジュール県ラジャマンダラ地点チタルム川流域に建設され、既存2カ所の水力発電所の有効落差を利用する、発電容量46.6MWの流れ込み式水力発電所である。
なお、富士・フォイトハイドロは、韓国の現代エンジニアリング社との間で、契約を締結。発電設備の主要機器であるカプラン式水車および発電機1式を供給していく。
インドネシアの電力供給力強化を支援
富士・フォイトハイドロは、2016年初頭から主要機器を順次納入する計画である。
なお、今回の受注を通じ、インドネシアの「再生可能エネルギーによる電力供給力強化」に貢献していくかまえだ。
▼外部リンク
富士電機 ニュースリリース
http://www.fujielectric.co.jp/about/news/detail/2014/