東芝、シンガポールで鉄道向け駆動システムのエンジニアリング合弁会社を設立

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東芝、シンガポールで鉄道向け駆動システムのエンジニアリング合弁会社を設立

2014年09月26日 17:00

シンガポールで合弁会社を設立

東芝は、9月23日、シンガポールの鉄道事業者SMRTのエンジニアリング子会社であるSRE社と永久磁石同期モーター(以下、PMSM)を用いた鉄道車両向け駆動システムのエンジニアリング、販売、据え付けを行う合弁会社を設立する契約を締結したことを発表した。

PMSMは、回転子に永久磁石を用い、軽量でエネルギー効率の高いモーター。「全密閉・自冷式」の冷却方式を採用しているため、騒音を低減し、メンテナンスも簡単なのが特長である。

(画像はホームページより)

新会社の概要

新会社は、「レイルライズ(Railise Pte.Ltd.)」で、両社50%ずつの出資を予定している。

東芝の優れた鉄道システム向け製品・技術および実績とSRE社の鉄道事業者としてのノウハウ等を組み合わせることで、駆動システムを中心とした鉄道システムの高効率化、省メンテナンス性実現をめざす。

なお、今後は世界各国の鉄道車両更新需要をターゲットに事業活動を展開していく計画だ。
 

グローバルに営業展開

昨年、東芝はSMRTの既存車両における駆動システムを受注している。

同社は、今回の合弁会社設立をきっかけに、PMSMなど高効率な製品・システムのグローバル市場における販売拡大を図り、環境性能の高い鉄道システムの受注活動を積極的に展開していくかまえだ。

▼外部リンク

 

東芝 プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_09

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