縮尺設定アプリ「アーキスケール」を開発
株式会社アーキノートが、建築図面の縮尺設定アプリ「アーキスケール」を開発した。
「アーキスケール」の特徴は、取込みたいと思うスケッチやメモ、アナログ資料などをiPhoneもしくはiPadで撮影するだけで必要な領域を自動や手動にて認識。切り取りや資料、建築写真などのゆがみを補正できる。
「実施設計前の資料作成や構想段階で、アナログ図面の縮尺(スケール)を揃える(セームスケール)ために相当の時間を使っている」という、建築士の言葉にヒントを得て開発したアプリだ。
(画像はプレスリリースより)
縮尺のままPDFにエクスポートが可能
なお「アーキスケール」は一級建築士、二級建築士、木造建築士、インテリア関連の有資格者及び資格取得を目指す従事者のほか、建築系の学生をターゲットユーザーとしている。
Same Scale(セームスケール)という機能では、取込んだスケッチや図面に縮尺情報を設定することによって、所定の縮尺に変換し表示することが可能だ。
また表示された縮尺のまま、用紙サイズを選択しPDFにエクスポート。そのままプリントアウトすることができ、それ以外にもメールへの添付やクラウドサービスへの送信もできる。
「アーキスケール」は現時点でCAD化されていない建築図面が対象だ。その他にも書込みのある図面や指示書も可能である。
なお秋にはアーキノートというクラウドサービスを開始する予定だ。
▼外部リンク
アプリストアURL(iPhone/iPad)
https://itunes.apple.com/jp/app/archi-scale/
プレスリリース(PRTIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/