APW330樹脂スペーサー仕様
YKK AP株式会社は18日、高断熱樹脂窓「APW330」に樹脂スペーサー仕様を発売することを発表した。
YKK APは断熱性能が高い「樹脂窓」によって、空調設備等への依存を減らし快適な住環境を実現できる「小エネ(ローエネ)な暮らし」を推進している。現在は電力需給問題による省エネ意識の高まりなどによって、樹脂窓に対する需要は高まっている。
(画像はプレスリリースより)
断熱性能を向上させることができる
今回発売する「APW330樹脂スペーサー仕様」は、複層ガラスのスペーサーに「樹脂スペーサー」を採用したものだ。高い断熱性能 Low-E複層ガラスに樹脂スペーサーを新たに採用したことによって熱貫流率1.48Wを実現。アルミスペーサーを用いた「APW330」に比べると断熱性能が約13%向上したという。
またLow-E膜は3種類をラインアップ、日射遮蔽型と日射取得型のどちらでも対応が可能だ。さらに、高い断熱性能による年間での冷暖房費およびCO2排出量の削減も実現した。
また、ガラスまわりで最も熱に弱い部分を樹脂にすることによって、結露の発生を抑制する効果がある。
YKK AP株式会社は、誰でもわかりやすいように窓の性能表示や価格、そして業界では初となる10年保証やシリアルナンバーによる管理など、新しいビジネスモデルも提案していく。
▼外部リンク
YKK AP株式会社 ニュースリリース
http://www.ykkap.co.jp/company/japanese/news/