CADデータを取り込んで、原価を自動計算
K-engineは9月8日、ITプラットフォームサービス「K-engine サービス」をリリースした。
「K-engine サービス」は、これまで手作業で行ってきた見積書や工程表を、自動作成するサービス。
2次元CADデータの住宅プランを読み込み、そのデータを3次元に変換。住宅1棟分の原価積算を自動で行い、見積書や工程表を作成する仕組みだ。
(画像はニュースリリースより)
煩雑な手作業をITプラットフォームで自動化
住宅建築業界では、多数の工程が必要であるにもかかわらず、住宅プランの提案から契約、着工、引き渡しまでの帳票作成などを手作業で行うケースが多い。
大量のFAXによるやりとりや、原価計算、度重なる見積書の修正、仕様変更など、煩雑な作業をアナログで処理するため、ミスが起こりやすく、作業ロスが著しかった。
IT化の遅れが、業界発展の足を引っ張っているケースも多く、これらの作業を完全に自動化できれば、住宅建築業界の生産性が格段に上がるといわれている。
「K-engine サービス」は、この願いをかなえるために、クラウド技術や3次元化技術といった最新テクノロジーを取り入れ、業務効率の向上に貢献するために開発された。
「K-engine サービス」のメインサービスは、月額5,000円~(税別)の「K-engine ベーシックサービス」と、月額8,500円~(税別)の「K-engine モバイルプラットフォームサービス」がある。
▼外部リンク
株式会社 K-engineのニュースリリース
http://k-engine.jp/news/news_release_20140908_01.pdf