新型エレベーターの受注開始
パナソニックは9月12日、連結会社であるパナソニック ホームエレベーターが、エレベータールーム内の奥行き寸法が業界最長の3人乗り用ホームエレベーターと2人乗り用ホームエレベーターの新製品2種類の受注を、2014年10月1日より開始することを発表した。
近年、高齢化などの理由により、戸建て住宅でもエレベーターの需要が高まりをみせているが、同社従来製品では車いす利用や運搬可能な荷物のサイズが制限され、より奥行きのあるエレベーターが求められていたという。
(画像はプレスリリースより)
新製品の概要
3人乗り用の「XLミディモダンE」はルーム内の容積を約8%拡大、また2人乗り用の「XLスリムモダンE」は約21%拡大することで使用者の利便性向上に貢献。車いすの使用者と介助者が同乗しやすくなり、荷物の運搬も容易になったのが大きなメリットだ。
また、「大型操作ボタン」や「マルチビームドアセンサー」などの安全・安心装置を標準装備し、音声アナウンスなどの多様なニーズに対応したオプション品も豊富に用意しているという。
快適な生活に貢献
パナソニックでは、2014年10月1日~3日に東京ビッグサイトで開催される「国際福祉機器展」にXLミディモダンEを出展する計画だ。
同社はさまざまな商品のラインアップを提供することで、これからも快適で安全、安心な住環境づくりに取り組むかまえだ。
▼外部リンク
パナソニック プレスリリース
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