大型総合病院新築工事を受注
五洋建設は、9月9日、シンガポール保健省からセンカン総合病院新築工事を受注したことを発表した。
シンガポール政府は、急速に進む高齢化対策としてだけでなく、アジアの医療ハブとしての位置づけを固めたいとし、今後も良質な医療サービスを提供していく方針を示しているという。
(画像はニュースリリースより)
受注概要
建設予定地のセンカン地区は、近年、若年層の人口流入が進んでおり、今後も同地区の医療需要増加が見込まれることから、緊急を要する重篤患者から集中治療、専門治療を必要としない軽度の患者まで、総合的かつ継続的な治療を提供することが求められている。
今回受注したセンカン総合病院新築工事は、シンガポール史上最大規模の病院建築工事で、RC造、地下2階、地上10階建て。地域病院棟、総合病院棟、専門医クリニック棟を併設した総合病院となり、この建設で病床は1,400床増加するとされる。
なお、受注金額は日本円換算で約959億円だ。
最重要マーケットはシンガポール
五洋建設は、1964年にシンガポールに進出して以来、数々の大型プロジェクトを手がけており、病院建築工事についても今回で4件目の受注になるという。
同社はシンガポールを海外事業の最重要マーケットと位置づけ、これからも積極的な受注活動を展開していくかまえだ。
▼外部リンク
五洋建設 ニュースリリース
http://www.penta-ocean.co.jp/news/2014/140909-1.html