インドネシアへ進出
大阪製鐵は、9月5日、インドネシアのクラカタウ社とインドネシアにおける中小形形鋼・鉄筋棒鋼及び平鋼製造・販売事業を行うことで、最終契約を締結したことを発表した。
なお、両社は2012年12月に合弁会社「KOS社」を設立し、事業化に向けた詳細検討を進めていたという。
(画像はニュースリリースより)
同社初の海外事業
「KOS社」は大阪製鐵が80%、クラカタウ社が20%の出資比率により設立。工場は中小形形鋼、鉄筋棒鋼及び平鋼の製造・販売を目的にバンテン州チレゴン クラカタウ工業団地内に建設された。
インドネシアにおいて、中小形形鋼・鉄筋棒鋼等の需要はインフラ整備による建設市場等の発展に伴い今後も成長が見込まれている。
なお、同社にとってこのプロジェクトは初めての海外事業。一方、同国においても、中小形形鋼・鉄筋棒鋼等の品種では初の日系企業になるという。
グローバルな企業活動を展開
大阪製鐵は、創意工夫にあふれたミディアムサイズ優良企業として、これからもグローバルな企業活動を行っていきたいとしている。
また、新日鐵住金グループと連携し、需要の伸長を適切に見極め、収益確保を図ることにより将来への道を開拓していくかまえだ。
▼外部リンク
大阪製鐵 ニュースリリース
http://www.osaka-seitetu.co.jp/investment/pdf/brief