ストリングを監視するシステムを新開発
セイコーソリューションズは、9月2日、エネルギー監視・制御ソリューション「GreenTALK(グリーントーク)」を用いた「太陽光発電施設向けソリューション」の第1弾として、「ストリング監視用見える化システム」を試作開発したことを発表した。
なお、この試作システムは、大阪にて開催される「太陽光発電システム施工展」にて参考展示する予定だ。
(画像はニュースリリースより)
開発概要
GreenTALKは、エネルギー使用量の把握と監視および設備単位のきめ細かい制御に活用されているシステムで、電力・温湿度など、さまざまなセンサーから多岐にわたる情報を収集し、データの監視・管理を行うパッケージである。
今回、太陽光発電のストリング監視を行うことを目的に、このGreenTALKと不二電機工業製のストリング監視ユニットを組み合わせた「ストリング監視用見える化システム」を開発。
これまではエネルギー使用量の見える化にとどまっていたが、今回の新開発で「設備の故障・異常の見える化」も可能になったという。
今年度中に製品化を
近年、太陽光発電市場の需要が増す中、設置後の太陽光発電維持や管理においては多数の問題を抱えている現状がある。
セイコーソリューションズでは、2014年度の製品化をめざし、「見える化」で太陽光発電市場に参入していくかまえだ。
▼外部リンク
セイコーソリューションズ ニュースリリース
http://www.seiko-sol.co.jp/news/infomation/entry