国内は民間、公共工事ともに好調
国土交通省は8月29日、「平成26年7月の建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)結果」を公表した。
7月の受注総額は前年同月比24.4%増の、1兆588億円だった。受注総額は4か月連続で増加しており、国内では公共工事、民間工事ともに増加傾向にある。
国内だけの受注総額は、対前年同月比28.8%増の9,672億円と4か月連続で増加したが、海外工事は対前年同月比8.8%減の916億円と、2か月連続で減少となった
(画像は、「平成26年7月の建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)結果」より)
公共工事は16か月連続で増加
7月の民間工事はサービス業、情報通信業、製造業が増加したため、対前年同月比22.8%増の6,435億円。2か月連続の増加。公共工事も対前年同月比52.3%増の2,864億円で、16か月連続で増加している。
公共工事では国の機関による受注が対前年同月比同56.9%増となり、12か月連続で増加傾向を維持。地方の機関からの受注も対前年同月比46.4%増と好調。6か月連続で増加している。
公共工事では建築、土木ともに増加。種類別に見ると治山・治水、土地造成、道路等の受注が増えた一方で、医療・福祉施設、上水道・下水道、住宅が減少している。
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000474.html