Space−Time Insightと提携
NECとSpace−Time Insightが、スマートエネルギー事業で提携したことを発表した。この提携に基づいてNECはSpace−Time Insightのリアルタイム可視化ソフトを日本やAPAC地域でデマンドレスポンス、スモールグリッド、スマートメーターの各領域を対象として独占販売を行う。
Space−Time Insightのリアルタイム可視化ソフトは、業務システムや制御システムの管理データ、気象情報などの外部データを横断的に分析し可視化することによって、意思決定を支援するソフトだ。
(画像はプレスリリースより)
データを活用することによって効率的に
NECは蓄電池の蓄電残量や利用履歴、太陽光、風力などの発電量や発電履歴、個々のスマートメーターの動作状況やなどを、地図の上で表示するシステムを電力事業者や自治体に対して拡販していく。
今後は、NECの蓄電システムやICTソリューションと、Space−Time Insightのソフトを組み合わせて、電力事業者や自治体に提供。電力供給の安定性と効率化を実現していく。
現在は再生可能エネルギーや蓄電システム、スマートメーターなどを活用していくことにより、電力を安定的で効率的に供給する取り組みが活発だ。そのため時々刻々と発生する大量のデータから必要なデータを効率的に抽出、分析することで重要性が高まる。
NECは2016年末までに50システムの販売を目指していく。
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