長野県でワイナリーなどを建設
住友林業は、8月21日、「千曲川ARCワイナリー」の施工を今年7月の一般競争入札により受注し、8月20日に着工したことを発表した。
なお、現在政府は6次産業を推進中。この事業費用は官民ファンドである「農林漁業成長産業化支援機構」などが出資する予定だという。
(画像はニュースリリースより)
「千曲川ARCワイナリー」の概要
新施設には、日本ワイン農業研究所が地域農業を後押しすべく、地域農家のブドウを使用するワインの「醸造工場」と、ワイン醸造のプロフェッショナルの育成をめざす「千曲川ワインアカデミー」が入る。
敷地の高低差を活かし、ブドウ畑からは1階のワイナリーに、ブドウ畑の反対側の道路からは2階の作業スペース兼ショップスペースに直接出入りができるという。
外観は木調。1階はRC造で、年間約3~5万本のワインを製造できるワイナリーとなる。一方、2階は木造の混構造で、著名な醸造家や研究者などの講義も受けられるスペースと、ショップなどが設けられる予定だ。
日本の農林業活性化へ
今回のプロジェクトは、長野県が10年計画で県産ワインの生産量拡大やブランド化をめざす「信州ワインバレー構想」の一躍を担うものとして期待が集まっている。
住友林業は、これからも6次産業化へ積極的に取り組み、日本の農林業の活性化へ貢献していくかまえだ。
▼外部リンク
住友林業 ニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2014/2014-08-21.html