マレーシア工場の製造ライン増設
ハンファQセルズが2014年上半期(1月~6月)にて、欧州の太陽光モジュールでは最大規模となる出荷量を達成したと発表した。
それと同時に2014年度生産能力最大1.5ギガワットを達成する為に、生産能力拡大の計画があることも発表した。モジュール生産規模拡大の施策としては、「マレーシア工場での製造ライン増設」と「生産オペレーション改革」だ。
マレーシアの工場に生産量204メガワット規模の、高性能太陽光セル製造ラインを増設した。この生産ラインは太陽光セルの大量生産を可能にする為であり、2014年の6月末に完成した。
現在製造ラインは稼働を開始しており、フル稼働に向けてラインを強化している。今回の製造ライン増設に伴って、マレーシア工場でのトータル生産規模は現在1.1ギガワットだ。
(画像はプレスリリースより)
生産オペレーション改革
またハンファQセルズは、ドイツとマレーシアの工場においてモジュール生産効率を拡大する為にオペレーション改革を実施した。オペレーション改革は、現場チームの協力によって生産時間の短縮や、オペレーション効率のための施策を話し合い完成した。
これによって製造プロセスが大幅に改良でき、高品質な太陽光パネルを増産できる生産体制に移行していく。
▼外部リンク
ハンファQセルズ ニュースリリース
http://www.q-cells.jp/pdf/20140813.pdf