オーストラリアにてガスタービン発電設備を受注、株式会社IHI

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オーストラリアにてガスタービン発電設備を受注、株式会社IHI

2014年08月14日 16:00

ガスタービン発電設備を受注

株式会社IHIが、オーストラリア現地法人であるIHI Engineering Australia Pty.Ltd.と共同で,カナダTransAlta社の子会社TransAlta Energy Australiaから、発電設備関連の業務をフルターンキーで受注した。


現在は地球環境問題への関心が世界的に高まっている。とくに石油や石炭と比較するとCO2排出量が大幅に少ない天然ガスが燃料のガスタービン発電設備が注目されている。

(画像はプレスリリースより)

国内外で76基の受注実績

今回受注したガスタービン発電設備は,西オーストラリア州北部のPort Hedland地区に建設される。TEA社と長期電力購入契約を締結しているHorizon PowerとThe Pilbara Infrastructure Pty Ltd.にて、西オーストラリア州全域に電力が供給されていく。

発電設備の中心機器となる「LM6000」は、IHIの発電用ガスタービンラインナップの中でも最大出力の航空転用型ガスタービンだ。

B747などの大型旅客機に搭載されているGE社のジェットエンジン「CF6−80C2」を発電用にしたもので,現在実用化されている40MW級ガスタービンの中でも世界最高レベルの性能だ。

IHIの「LM6000」における受注実績として、国内外を合わせると76基となる。そのうち16基がオーストラリア地域だ。

今後もオーストラリアや東南アジアなどにガスタービン発電設備を増やしていく方針だ。


▼外部リンク

 

株式会社IHI プレスリリース
http://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2014/press/2014-8-12/

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