北米に重点
丸紅は8月11日、豊田通商と米国メリーランド州においてセントチャールズ天然ガス焚き火力発電所の建設・運営に参画することを発表した。
米国では老朽化した石炭火力発電所・原子力発電所にかわるものとして、ガス火力発電に注目をよせており、両社はこれまでも北米地域を電力事業における重要マーケットと考え、ガス火力発電事業などを推進し、電力安定供給に努めてきたとされる。
(画像はニュースリリースより)
プロジェクト概要
このプロジェクトは、丸紅が50%、豊田通商が25%、米国のクリーン電源ディベロッパーが25%の出資比率で遂行される。
セントチャールズ発電所は発電容量725MW、北米最大の電力卸売市場であるPJMを通じて電力を供給する予定で、高効率の新規電源として米国首都周辺の電力安定供給に貢献していく。
なお、2014年8月の本格着工、2017年の完工・商業運転開始をめざす。
発電事業を積極的に推進
丸紅は、保有する発電資産が全世界で総量35,419MWとなり、豊田通商は、このプロジェクトがPJM卸売市場向け第2号案件となる。
両社はこれまでの経験やノウハウをいかし、今後も環境に配慮した発電事業を推進し、再生可能エネルギー普及に注力していくかまえだ。
▼外部リンク
丸紅・ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2014/release/00062.html
豊田通商・ホームページ
http://www.toyota-tsusho.com/