住宅建築の課題を解決する事業に補助金
国土交通省は8月8日、平成26年度の「住宅・建築物技術高度化事業」で、支援対象に採択された事業を公表した。
「住宅・建築物技術高度化事業」は、住宅建築行政の課題である「環境対策」、「長寿命化対策」、「安全対策」の解決を目指し、民間事業者が行う先進的技術の開発提案に対して、国が支援するもの。
補助金は技術開発費の1/2以内となっており、限度額は5,000万円/年・件。技術開発は、3年以内に行わなければならない。
平成26年度は4月25日から5月30日までの期間に公募を行い、26件の応募があった。一般社団法人住宅性能評価・表示協会が行った審査結果を踏まえ、応募事業の中から、18件が採択された。
(画像は、国土交通省のホームページより)
住宅建築の環境・長寿命・安全課題の解決に向けて
技術開発課題として出された公募テーマは次の3点。
1.住宅等における環境対策や健康向上に資する技術開発
2.住宅等におけるストック活用、長寿命化対策に資する技術開発
3.住宅等における防災性向上や安全対策に資する技術開発
(国土交通省の報道発表資料より引用)
2.住宅等におけるストック活用、長寿命化対策に資する技術開発
3.住宅等における防災性向上や安全対策に資する技術開発
(国土交通省の報道発表資料より引用)
最も応募の多かったテーマは「住宅等における防災性向上や安全対策に資する技術開発」で、13件の応募があった。そのうち適切と判断された技術は8件だった。
次いで「住宅等における環境対策や健康向上に資する技術開発」7件(内、6件が採択)、「住宅等におけるストック活用、長寿命化対策に資する技術開発」6件(内、4件が採択)と続いた。
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000532.html