三菱重工グループ、アルゼンチン向け航空機エンジン転用型ガスタービン発電機を受注

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三菱重工グループ、アルゼンチン向け航空機エンジン転用型ガスタービン発電機を受注

2014年08月09日 18:00

アルゼンチンで稼働

三菱重工業は、8月8日、グループ会社のPWパワーシステムズ(以下、PWPS)が、アルゼンチンの電力会社であるジェネラシオン・フリアス社から、出力6万kWのガスタービン発電機「FT4000スウィフトパック」を受注したことを発表した。

なお、首都ブエノスアイレスにて2015年5月より運転開始し、首都周辺の電力需要に応えていくことになるという。

(画像は三菱重工業のホームページ)

FT4000スウィフトパックの概要

FT4000スウィフトパックは、次世代タイプの航空機エンジン転用型ガスタービン発電機だ。米国航空機用エンジンメーカーのPW4000エンジンを動力源とし、ラインアップは出力6万kWと12万kWの2種類。いずれも世界最高レベルの製品だ。

天然ガスおよび液体燃料を燃料とするパッケージタイプで、世界中どこへでも迅速に移動・設置ができるだけでなく、起動時間も短い。

緊急需要への対応も可能な電源となっており、コストパフォーマンスも抜群のため、市場ニーズに的確に応じることができるという。

両社の強みをいかして

PWPSは、三菱重工業が2013年に買収した会社で、航空機エンジン転用型ガスタービンのエンジニアリング・組み立て・販売・サービス、EPC(設計・調達・建設)などに携わっている。

三菱重工業は今後もPWPSと連携し、ガスタービンにおける世界トップシェアをめざし、環境負荷低減の社会実現に貢献していく。

▼外部リンク

 

三菱重工業・ニュースリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/1408085559.html

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