寒冷地向け新製品
三菱電機は、8月5日、寒冷地向けビル用マルチエアコン「ズバ暖シリーズ」の新製品として、冷暖同時型ビル用マルチエアコン「ズバ暖マルチR2」を9月19日に新発売することを発表した。
寒冷地では、冬場には室外機の吸い込み温度が低くなり空調機の暖房能力が発揮できないことがあるため、寒冷地向けの特殊仕様が求められていたという。
(画像はニュースリリースより)
新製品の概要
「ズバ暖マルチR2」は、二管式冷暖同時マルチシステムを採用したことで、冷暖房同時運転を実現。寒冷地でも高い暖房能力を発揮することができる。
また、室外機を2台組み合わせ、1台を除霜運転、もう1台を暖房運転させることで、除霜運転時でも暖房運転が可能だ。
さらに、配管の本数や接続箇所を削減できるため、配管導入時の省施工化にも貢献しているという。
ニーズに対応
オフィスでは場所によって冷房運転や暖房運転が必要なケースがあり、一方、ホテルなどでは、自由に冷暖房を選択したいというニーズがある。寒冷地のビルでも同様に空調を個別管理するケースが増加中だ。
三菱電機では、今後も顧客ニーズに応えるべく新製品開発を推進していく。
▼外部リンク
三菱電機・ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2014/pdf/0805.pdf