スマートマンションサポートサービス
東京電力株式会社が、分譲マンションを対象として「スマートマンションサポートサービス」を開始した。
なおこのサービスは、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の既設分譲マンションから開始。準備ができ次第サービスの範囲を拡大していく予定だ。
「スマートマンションサポートサービス」は、高圧一括受電を検討しているマンション管理組合等を対象に、切り替えに必要となる電気設備の調達業務などをサポートしていく。
(画像は東京電力株式会社より)
導入費用などの負担がない
高圧一括受電とは管理組合等がマンション1棟分の電気を一括して契約することによって、各戸へ低圧に変圧して電気を供給するというものだ。
その他にも検針や料金請求・収納、電気設備の保安管理などのサービスを提供していく。
「スマートマンションサポートサービス」を導入するに伴って、電気の契約は各戸ごとではなくマンション一括での契約へと変更しなければいけない。
しかしマンション全体としては、共用部等の電気料金を削減することが可能となる。また契約の変更に伴って切替工事や導入する時に必要となる費用については、管理組合等は負担することなく導入が可能だ。
それ以外にも東京電力の無料インターネットサービス「でんき家計簿」や「高圧のお客さま専用ホームページ」を活用し、毎月の電気料金や使用量、自身のライフスタイルにあった料金メニュー、省エネアドバイスなどのサービスも利用できる。
▼外部リンク
東京電力株式会社 プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/