工場に新たな設備を導入
サントリー食品インターナショナル株式会社のグループ会社である、サントリープロダクツ株式会社は、主力工場の一つである榛名工場にて、飲料用PETプリフォーム自製ラインとボトル缶コーヒー製造の設備を2015年から導入していくことを発表した。
飲料用PETプリフォームは、世界でも初となる最新鋭の射出コンプレッション式プリフォーム成型機を2台採用している。
なお射出コンプレッション式プリフォーム成型は、プリフォームの金型が半分開いた状態で樹脂を射出した後、金型を閉じプリフォームを成形する技術のことだ。これまでよりも薄いプリフォームを成形することが可能となる。
(画像はプレスリリースより)
2015年春から順次開始予定
小容量でも大容量でも対応が可能な体制になるため、年間で清涼飲料約5,000万ケース分のPETプリフォームを生産できる。本機を導入することによってもっと薄肉化によるペットボトルの軽量化も可能だ。
「ボトル缶コーヒー製造設備」については、現在急増しているボトル缶コーヒーの需要に応えるためだ。今回始めてボトル缶コーヒーの製造設備を自社工場内に導入する。
現在185gと280g缶のコーヒー(ステイオンタブ缶
)を製造しているラインを改造することによって、2015年春からはボトル缶のコーヒーも生産を開始する。
▼外部リンク
サントリー食品インターナショナル ニュースリリース
http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/