貯湯ユニットにウレタン発泡充填断熱構造を採用
日立アプライアンス株式会社は、業界内で初めてウレタン発泡充填断熱構造を採用した貯湯ユニットを開発した。そのため家庭用エコキュートの新製品を、2014年度の秋から販売する。
家庭においてのエネルギー消費量のうち、約3割を給湯が占めている。そのため給湯分野のエネルギー消費量を低減することによって、家庭で使われるエネルギー消費を抑えることができる。
(画像はプレスリリースより)
省エネトップランナー基準を達成
また家庭用エコキュートは、2013年3月に省エネルギー法に基づくトップランナー基準の対象機器に追加されており、これまでよりも高効率化が必要となる。
そのため日立アプライアンス株式会社では、家庭用エコキュートのさらなる開発を行い省エネトップランナー基準を達成した。今年度の製品開発にあたってはさらに省エネ性能を向上させるために、貯湯ユニットにウレタン発泡充填断熱技術を応用。新断熱構造の開発に成功している。
これによって貯湯ユニットの断熱性能が従来の最大約2倍となった。新製品においても高効率のヒートポンプユニットと組み合わせることによってさらに省エネ機能の向上を目指す。
ウレタンを使用することによって筐体の剛性を上げ、耐震の強度も図る。
▼外部リンク
日立アプライアンス株式会社 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month