価格は従来の半額で提供
大日本印刷は、8月5日、屋外に設置できる低価格なデジタルサイネージ(電子看板)「空冷式屋外サイネージ」を開発し、同日より発売開始することを発表した。
なお、1台導入の場合は72万円、30台導入の場合は1台あたり65万円、いずれも税抜き単価で、送料は含まれないとしている。
(画像はニュースリリースより)
新商品の概要
一般的な屋外デジタルサイネージは、直射日光状況下では冷房装置が作動していたため、価格も高く設定されていた。
しかし、今回開発したデジタルサイネージは、従来の冷房装置(クーラー)による冷却から、複数の小型ファンを用い、空気の熱交換を利用した放熱方式に代えたことで、本体価格とメンテナンスコストの大幅な低減を実現させたのが最大の特長だ。
さらに、冷房装置に比べて小型ファンは交換が簡単。メンテナンス業務も軽減できるメリットもある。
また、高輝度ディスプレー、反射防止ガラスを用いたことで直射日光があたる屋外でも目立つ看板仕様だ。
まずは200台の販売目標
大日本印刷は、2014年度200台の導入目標を掲げ、住宅展示場、飲食店、流通小売店などを中心に新商品を販売していく。
なお、来年2015年度は1,000台の大台をめざすかまえだ。
▼外部リンク
大日本印刷・ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/news/10101510_2482.html