札幌都市計画の重要地点に「札幌三井JPビルディング」竣工

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札幌都市計画の重要地点に「札幌三井JPビルディング」竣工

2014年08月01日 13:00

札幌都市再生特別地区に、新たなシンボルマーク誕生

三井不動産と日本郵便は8月1日、札幌市中央区北2条西で開発を進めていた複合施設「札幌三井JPビルディング」を竣工した。

「札幌三井JPビルディング」は6階~19階のオフィスと、地下1階~4階の商業施設「赤れんが テラス」で構成される複合ビル。

札幌市が推進する「都心まちづくり計画」において、「うけつぎの軸」となる「北3条通」と、「にぎわいの軸」となる「駅前通」を結ぶ地点に立地しており、国指定重要文化財の赤れんが庁舎に近接する。

このため、にぎわいを創出する施設として、地上部には店舗が並ぶ憩いの空間「札幌市北3条広場(愛称:アカプラ)」を設けた。

更に建物2階には常緑樹が植えられた「アトリウム空間」、建物5階には「赤れんが庁舎」や「北3条広場」が一望できるギャラリーが設置されている。

(画像はニュースリリースより)

「うけつぎの軸」として市民の回遊性を高める

市民が一年中スムーズに移動できるように、札幌駅前通地下歩行への全面接続する仕様となっており、地上と地下を結ぶ接続部には地上並木や光柱、ファニチャーがあしらわれている。

また、建物内には貫通通路を設け、早朝から深夜まで自由に通行できるようにした。

省エネ効果を高めるために、北海道熱供給公社の地域冷暖房(DHC)設備、LED照明、高性能Low‐Eガラス、自動調光システムなどが導入されており、環境への配慮も怠りがない。

オフィスに入居する企業への、BCP対策も万全だ。制震構造、特別高圧3回線スポットネットワーク受電方式、72時間対応可能な電力供給(15VA/m2)、最高ランクの耐震性を誇る非常用昇降機を採用し、突発的な災害が起こってもテナントが業務遂行できるようサポートする。

オフィスフロアは561坪の無柱大空間で、最大11区画まで分割可能。テナントニーズに柔軟に対応できるため長期的に安定した収益が期待できる。

▼外部リンク

 

三井不動産株式会社と日本郵便株式会社のニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/index.html

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