スマートエネルギーネットワークを構築
東京ガスは、7月28日、豊洲埠頭地区(東京都江東区)で、同社の100%子会社である東京ガス用地開発が所有する区域4において、スマートエネルギーセンターの建設に着工したことを発表した。
なお、この計画は、国土交通省の補助事業「住宅・建築物省CO2先導事業」や、環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(先導的「低炭素・循環・自然共生」地域創出事業のうちグリーンプランパートナーシップ事業)」に採択されているという。
(画像はプレスリリースより)
事業概要
着工したスマートエネルギーセンターは、エネルギー供給と防災性向上の中心となる施設で、火力平均発電効率を上回る大型高効率ガスエンジンコージェネレーションシステムや、ガス圧力差発電を導入する。
また、停電時においても熱と電気の供給継続を可能とすることで、地域の防災性の向上を図るとし、コージェネレーションシステムにブラックアウトスタートや、災害に強い中圧ガス導管を採用した。
この「スマートエネルギーネットワーク」構築で、CO2排出量を約40~50%削減。環境性の向上を図り、地域のエネルギーセキュリティの向上をめざすという。
環境・防災性の向上へ
東京ガスは、エネルギーを賢く使う「スマート化」を推進中。都市再開発地域における「スマートエネルギーネットワーク」の構築では、田町駅東口北地区に続いてこれが2例目だ。
同社は、これからも防災に強く、環境に配慮したまちづくりをサポートしていく。
▼外部リンク
東京ガス・プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20140728-01.html