ストリングごとに無線で監視
太陽誘電は8月より、産業用太陽光発電所向け「無線方式のストリング監視システム」の販売を開始する。
「無線方式のストリング監視システム」は、太陽光パネルをストリングごとに計測する、無線方式の監視システムである。
通信親機のマネジメントユニットと、通信子機のストリングセンサユニットで構成されており、太陽光パネルが十数枚単位で配列された“ストリング”単位で、電流と電圧を同時に検出する。
ストリング単位で計測を行うため、何万枚ものパネルの中から、どのストリングに不具合が生じたのかを簡単に特定できる。
(画像はニュースリリースより)
ワイヤレスだから設置もも簡単
「無線方式のストリング監視システム」は、簡単に不具合箇所を検出するだけでなく、大幅なコストダウンも実現した
無線モジュールは、省エネ効果の高い“マルチホップ通信”機能を採用。電源回路技術と組み合わせることで、太陽光パネルから微量の電力を利用して駆動する。
バッテリーがいらないので、電池交換の煩わしさもなく、無線だから新規の配線工事も不要だ。既に設置されている太陽光パネルや、レンタルのパネルにも後付けができる。このため、施工費用の大幅削減を実現した。
▼外部リンク
太陽誘電株式会社のニュースリリース
http://www.yuden.co.jp/jp/cms/wp-content/uploads/2014/07.pdf