太陽誘電、低価格の太陽光パネル監視システムを商品化

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太陽誘電、低価格の太陽光パネル監視システムを商品化

2014年07月30日 16:00

ストリングごとに無線で監視

太陽誘電は8月より、産業用太陽光発電所向け「無線方式のストリング監視システム」の販売を開始する。

「無線方式のストリング監視システム」は、太陽光パネルをストリングごとに計測する、無線方式の監視システムである。

通信親機のマネジメントユニットと、通信子機のストリングセンサユニットで構成されており、太陽光パネルが十数枚単位で配列された“ストリング”単位で、電流と電圧を同時に検出する。

ストリング単位で計測を行うため、何万枚ものパネルの中から、どのストリングに不具合が生じたのかを簡単に特定できる。

(画像はニュースリリースより)

ワイヤレスだから設置もも簡単

「無線方式のストリング監視システム」は、簡単に不具合箇所を検出するだけでなく、大幅なコストダウンも実現した

無線モジュールは、省エネ効果の高い“マルチホップ通信”機能を採用。電源回路技術と組み合わせることで、太陽光パネルから微量の電力を利用して駆動する。

バッテリーがいらないので、電池交換の煩わしさもなく、無線だから新規の配線工事も不要だ。既に設置されている太陽光パネルや、レンタルのパネルにも後付けができる。このため、施工費用の大幅削減を実現した。

▼外部リンク

 

太陽誘電株式会社のニュースリリース
http://www.yuden.co.jp/jp/cms/wp-content/uploads/2014/07.pdf

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