株式会社フジタ(東京都渋谷区、社長:上田 卓司)は、去る7月18日に「第65回土木施工技術研究発表会」を開催したと発表した。
(画像はプレスリリースより)
今回は、同社本・支店・事業部、グループ会社から124人が出席する中、全店から寄せられた投稿論文23編のうち、厳選された11編の施工技術に関する研究論文が発表されたとのことだ。
主な内容は、難条件での技術的課題の克服、国内初工法への挑戦、情報化施工への取組など、幅広い分野でチャレンジ精神あふれる社員たちの努力のほどをうかがい知ることができる。
この発表会は、今回で65回目を迎える歴史と伝統ある発表会だ。
土木の施工技術に関する優れた研究・提案、そして新技術採用等、最新の実施事例報告の場であると共に、社員同士の情報交換によって互いを切磋琢磨し、技術力の向上と伝承を目指す。
のみならず、発表会ならではのプレゼンテーション能力・情報発信力も同様に磨かれる、同社グループ・関係社員の成長にとってなくてはならない重要な場だ。
まず、社長である上田卓司氏の開会挨拶に始まり、「当たり前のことを当たり前に、やるべきことをしっかり行うことが大切」「基本となるのは常に技術を磨くこと」など、建設会社の社会での役割や社員に対する激励の言葉を述べた。
(画像はプレスリリースより)
次に、今回選考された11編の論文発表。続いて、来賓として、一般財団法人先端建設技術センター技術調査部長の森下博之氏を迎え、「社会インフラ用ロボット・無人化施工の最近の動向について」と題して講演が行われた。
その後、各発表に対する講評と、最優秀論文1編、優秀論文2編に対する表彰式が行われた。
優秀賞:東京支店吉祥寺ケーソン作業所・土橋富士男 「住宅近接地、狭隘な施工スペースにおけるニューマチックケーソンの施工」
優秀賞:横浜支店城山橋脚作業所・佐々木篤 「狭隘かつ急峻な場所での橋梁下部工」
(株式会社フジタ プレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社フジタ プレスリリース
http://www.fujita.co.jp/information/news/001686.html