物流倉庫の屋根に建設
オリックスは、7月18日、合計最大出力2,518kW(2.5MW)の太陽光発電所の運転を、同日より開始したことを発表した。
なお、同社は、三菱化学物流が所有する鹿島物流センター(茨城県神栖市)の物流倉庫計7棟の屋根を賃借し、建設を進めていたとしている。
(画像はプレスリリースより)
新発電所概要
新発電所は、屋根面積30,764平方メートルに、太陽光パネル10,276枚を設置。
出力規模(モジュール容量)は、2,518kW、年間予想発電量は初年度販売ベースで、2,623,890kWhを予定し、この数値は、一般家庭約730世帯分の年間消費電力に相当するとされる。
なお、発電した電力は20年間、東京電力へ売電していく計画だ。
再生可能エネルギー事業の推進
三菱化学物流は、今回の事業は、同社倉庫の強くて広い平屋根が太陽光発電事業に適し、再生可能エネルギーの普及促進につながる環境に配慮した取り組みにつながると位置づけている。
一方、オリックスは、太陽光などの再生可能エネルギーによる発電事業から販売事業など、幅広い領域でエネルギー関連ビジネスを展開中。今後も、再生可能エネルギーをはじめとしたエネルギー関連事業に積極的に取り組んでいくかまえだ。
▼外部リンク
オリックス・プレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=365426&lindID=5
オリックス・ホームページ
http://www.orix.co.jp/grp/
三菱化学物流・ホームページ
http://www.mclc.co.jp/