中国遼寧省大連市に新会社を設立
電気化学工業株式会社は、中国遼寧省大連市に新たな会社を設立。高速鉄道向けパワーモジュール用高信頼性放熱プレート「アルシンク(R)」の製造工場を建設すると発表した。
経営計画「DENKA100」の成長戦略として「新たな成長ドライバーへの経営資源集中と次世代製品開発への取組み」と「生産体制の最適化」を定めている。
(画像は電気化学工業株式会社ホームページより)
今後も需要が見込まれる中国で生産
「アルシンク(R)」は成長ドライバーの中でも「環境」「エネルギー」分野を担う製品。今後も需要の伸張が見込まれる中国で生産することによって生産体制を最適化することが目的だ。
「アルシンク(R)」は、アルミと炭化珪素を複合させたMMCだ。現在、「アルシンク(R)」はパワーモジュールの信頼性向上のために必要な高性能放熱プレートであり、高速鉄道など電鉄車輌に採用されている。
今後も中国をはじめとする世界の大手車輌メーカーに向けて需要が拡大すると考えられている。
電気化学工業株式会社は新会社と新工場を設けることによって供給体制の強化と整備を行い、国内の生産拠点である大牟田工場と同等の高品質の製品を供給する。それにより今後も積極的に事業を展開していく。
新会社名:電化電子材料(大連)有限公司
英文名:DENKA ELECTRONICS MATERIALS DALIAN Co.,LTD.(予定)
場所:中国遼寧省大連市
量産出荷:2015年末開始(予定)
投資額:約10億円
人員体制:約40名(2015年)
売上目標:約40億円(2017年度「アルシンク(R)」合計)
(ニュースリリースより引用)
英文名:DENKA ELECTRONICS MATERIALS DALIAN Co.,LTD.(予定)
場所:中国遼寧省大連市
量産出荷:2015年末開始(予定)
投資額:約10億円
人員体制:約40名(2015年)
売上目標:約40億円(2017年度「アルシンク(R)」合計)
(ニュースリリースより引用)
▼外部リンク
電気化学工業株式会社 ニュースリリース
http://www.denka.co.jp/news/pdf/20140714_Alsink.pdf