深層混合処理船「DCM6号船」エネルギー合理化事業者支援事業に採択

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深層混合処理船「DCM6号船」エネルギー合理化事業者支援事業に採択

2014年07月17日 16:00

環境に配慮した作業船「DCM6号船」

東洋建設と竹中土木が共有する深層混合処理船「DCM6号船」が、エネルギー合理化事業者支援事業に採択された。

エネルギー合理化事業者支援事業は、一般社団法人環境共創イニシアチブが公募したもので、省エネ効果の高い先端的な設備や技術を支援するために、補助金を交付する制度。

(画像はニュースリリースより)

5つの省エネ効果で評価を得る

深層混合処理船「DCM6号船」では、深層混合処理機の降下時に、昇降ウインチの回転によって発電した電気を主配電盤に回収するシステムを採用。

さらに、深層混合処理機の駆動方式を油圧から電動に改造し、エネルギー伝達媒体を統一して伝達効率を向上させた。

また、 4台の発電機を同期させる運営管理システムを構築。作業負荷に応じて、最適な台数の発電機を使うことができる。

各制御盤は光ファイバーケーブルで接続されており、ネットワークで一括管理を行う。機器の運転を即座に停止できるため、消費電力を削減できる。

船上の作業照明にはLED投光器を採用。従来の水銀灯に比べて使用電力を約1/4に抑えた。

これら5つの省エネ対応設備が評価され、「作業船」としては初となる、エネルギー合理化事業者支援事業に採択された。

▼外部リンク

 

東洋建設株式会社のニュースリリース
http://www.toyo-const.co.jp/topics/technicalnews-4411

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