ロシア・ヴォストーチヌイ港向け
丸紅は、7月16日、三井三池製作所と共同で、ロシア最大手の港湾会社JSC Vostochny Port(ジェイエスシー・ヴォストーチヌイ・ポート/以下、JSC社)と、ヴォストーチヌイ港向け石炭搬出設備の納入契約を締結したことを発表した。
ヴォストーチヌイ港は、1970年代に日ソ経済協力プロジェクトとして建設され、現在、JSC社が運営している。なお、当時納入された三井三池製石炭搬出設備は、現在も稼働中である。
(画像はニュースリリースより)
プロジェクト概要
JSC社は、年間取扱高1,800万トンの石炭ターミナルを保有し、日本をはじめ、東アジア各国に石炭を輸出している。
なお、このプロジェクトでは、設計・カーダンパー、スタッカー、リクレーマ、コンベア一式の納入・据え付け指導員の派遣までを受注。
既存ターミナルに併設する形で同規模のターミナルを新たに増設し、ロシアからの石炭の輸出増加に対応していく計画だ。
日本のエネルギー安定供給へ
今回受注したプロジェクトは、日露関係のさらなる強化につながる重要プロジェクト。
丸紅では、今後もロシア極東地域で計画中の港湾ターミナル案件の取り組みを進め、日本のエネルギー安定供給へ貢献していくかまえだ。
▼外部リンク
丸紅・ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2014/release/00055.html