現場検証対象技術に決定
ミライト・ホールディングスは、7月10日、グループ会社であるミライトが、国土交通省が公募していた「橋梁維持管理に役立つ現場検証・評価を行う技術」の現場検証対象技術に採択されたことを発表した。
今後、現場検証や試行導入を経て、4年後の本格導入を目指すとしている。
(画像はニュースリリースより)
技術概要
今回応募したミライトの技術は、伸縮ビームと主桁方向可動用レールによる面的な点検技術、「橋梁点検用軽量伸縮ビーム」だ。
橋の下に軽量なカーボンロッドによるレールを取り付け、目視用カメラ等の様々な点検器具を自走させることにより、点検作業の簡素化に貢献する。
なお、橋梁の幅員は20メートルまで適用可能だとしている。
総合エンジニアリングとサービスをいかして
全国の道路にかかる橋梁は現在70万橋あるが、いずれも老朽化が進んでいる。そこで、国土交通省は本格的にメンテナンスサイクルを回すための取り組みを開始した。
また、政府でも、次世代社会インフラ用ロボット開発・導入を推進していることから、ミライトでは、今後、社会インフラのメンテナンス市場に本格参入し、様々な社会問題の解決に貢献していくかまえだ。
▼外部リンク
ミライト・ホールディングス/ニュースリリース
http://mirait.co.jp/news/20140710_PR.pdf