国内電力ビジネスの拡大
住友商事は、7月14日、愛知県半田市において7.5万キロワットのバイオマス発電所の建設を開始することを発表した。
なお、新発電所は、同社100パーセント出資の特定規模電気事業会社、サミットエナジーが行う電力小売り事業の新たな電源となり、バイオマス専焼の発電所としては日本国内で最大級になるという。
(画像はニュースリリースより)
新発電所概要
半田バイオマス発電所は、サミットエナジーが2005年1月に営業運転を開始した糸魚川バイオマス発電所(5万キロワット)に次ぎ、2件目のバイオマス発電所で、半田市衣浦港の隣接地に建設される。
バイオマス燃料には、木材チップやパームヤシの実の種殻等を使用していく計画で、住友商事・生活資材本部を通じて国内外から幅広く調達していくという。
なお、2014年8月に建設工事を開始し、2016年度中の商業運転開始を目指す。
環境ビジネスへ貢献
住友商事グループでは、電力小売り全面自由化を見据え、バイオマス発電所については新規に東日本エリアにて建設を検討中であり、また太陽光発電や風力発電分野でも積極的に顧客開拓に乗り出している。
今後も再生可能エネルギー事業を推進することで、環境負荷低減社会を目指し、地球保全に貢献していくかまえだ。
▼外部リンク
住友商事・ニュースリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27923
サミットエナジー・ホームページ
http://www.summit-energy.co.jp/