名古屋にレゴランド建設、総事業費3.2億ドル
名古屋市は、国際展示場のある名古屋港金城ふ頭にレゴランドの建設を計画。
6月30日、デンマークの玩具メーカー「レゴ社」(親会社・英マーリンエンターテイメンツ)とレゴランド建設に向けた調印を交わした。着工は来年になる予定。総事業費は3.2億ドル(約320億円)で、一部を三井住友銀行から資金提供を受ける。
テーマパーク、レゴランドとは
レゴランドは世界ですでに6ヶ所で開業しており、アジアでは、2012年9月開業のマレーシアに続き、2017年春のオープンを目指す。
レゴランドの特徴は、11歳以下の児童を持つ家族が主なターゲットで、パークは幾つかのエリアから構成される。
ジェットコースターのようなアトラクションもあるが、参加者が運河やダムを作って地形を学んだり、楽器を作って演奏したりと、教育的な要素が大きいテーマパーク。
「メッセ都市名古屋」構想
レゴランド建設は、平成19年名古屋市が打ち出した“国際展示場整備構想”の基本方針、「メッセ都市名古屋」の実現、国際ビジネス拠点としてのポテンシャル向上を踏まえた名古屋港開発計画の一環である。
その整備計画には、2020年の東京オリンピック、2027年リニア中央新幹線の開業も視野に入れて検討されている。
▼外部リンク
三井住友銀行 ニュースリリース
http://www.smbc.co.jp/news/html/j200873/j200873_01.html
名古屋市国際展示場整備構想懇談会
http://www.city.nagoya.jp/