環境省は2014年6月23日、環境技術実証事業(自然地域トイレし尿処理技術分野)における実証機関の選定及び実証対象技術について応募受付を開始した。
これは、山や海、 離島といった、上下水道や電気、道路などのインフラ整備が不十分な地域、あるいは自然環境の保全が必要な地域において、原則として洗浄水やし尿処理水を公共用水域に排水しない技術を募集するもの。
環境技術実証事業は、すでに適用できる技術でありながら、客観的な評価が行われず普及が進んでいない環境技術について、第三者が客観的に実証することで、技術の普及促進はもちろん、環境保全や環境産業の発展も促進することが目的。
実証機関の公募結果に基づき、特定非営利活動法人 山のECHOを、自然地域トイレし尿処理技術分野の実証機関として選定。2014年6月23日から7月4日(18時必着)の期間中、今年度実証対象技術の応募を受け付ける。
応募者は、申請書類などを山のECHOウェブサイトからダウンロードし、必要事項を記入の上、メールあるいは郵送で提出する。詳しくはウェブサイトで。
▼外部リンク
環境省 報道発表資料-自然地域トイレし尿処理技術分野における実証機関の選定及び実証対象技術の応募の受付開始について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18346
特定非営利活動法人山のECHO
http://www.yama-echo.org/
環境省_環境技術実証事業 – 自然地域トイレし尿処理技術分野 – 対象分野の概要
http://www.env.go.jp/policy/etv/field/f01/index.html