港湾物流施設の補助事業を公募
国土交通省は6月24日、港湾に立地する物流施設の再編・高度化に対する補助事業の公募を開始した。
複数の民間事業者が共同で物流施設を更新する際に、ランプウェイ・スロープ等の共用部や、道路・緑地など共同施設の整備にかかる費用の一部を補助する。
老朽化が進む物流施設に対処するためのもので、今回初の公募となる。
港湾に立地する物流施設の防災機能を向上させるとともに、高度な物流ニーズに対応できる、効率的な物流網の再編が目的だ。
(画像は、国土交通省の報道発表資料より)
複数の事業者による物流施設の整備で共用部に補助
物流・産業の拠点となる港湾地域には、物流施設が数多く立地している。しかし、老朽化が進んだ小規模の物流施設では、地震等の大規模な災害が起こった場合、甚大な被害を受けることが懸念される。
また、近年急速にニーズが高まる、高機能で多様な物流施設への対応も重要な課題となっている。
このような状況を背景に、国土交通省では今年度から、民間事業者を対象とする「港湾機能高度化施設整備事業(物流拠点再編・高度化支援施設)」を創設し、公募をスタートさせた。
応募は国土交通省のホームページにある申請書をダウンロードして必要事項を記入の上、持参又は書留郵便にて郵送する。応募締め切り日は、7月31日の午後5時までとなっている。
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press.html