「おもいやりシリーズ」製品ラインアップを拡充
大建工業株式会社が、高齢化社会の進行や高齢者向けの住宅供給を促進する政策を受け、高齢者住宅・施設向け建材「おもいやりシリーズ」の製品ラインアップを拡充した。
拡充した内容としてはまず、車いす使用者と介助者の両方とも使い勝手が良い錠一体にぎりバー。そして無機質な印象になってしまうことが多いことから、空間に安らぎを与える演出を行う扉デザインを追加し受注を開始した。
(画像はプレスリリースより)
介助者も使い勝手の良い物を開発
「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の改正に伴って2011年10月にスタートしたサービス付き高齢者向け住宅の登録数は、2年半で約15万戸へと急激に増加した。また10年間で60万戸の目標に掲げており、今後も増加すると見込まれている。
大建工業株式会社は2012年1月に「おもいやりシリーズ」を発売。それ以降、車いすでの通過がスムーズとなる巾広の吊戸や手すりなどを開発。高齢者だけではなく介護者も安心で安全。そして健康的に快適な生活をできる住空間づくりを提案している。
「おもいやりドア 吊戸」はドア枠に不燃面材を用いたタイプだ。従来のものい比べて低コストであり、現場での塗装工程が不要となったため気軽に導入することが可能。
「錠一体にぎりバー」はカマ錠をにぎりバーの中央部に組み込むことによって、介助者も使い勝手のいい高さに配置することができるようになった。
「扉デザイン」の拡充は、居室ごとにデザインや色を変えることができ、意匠性が高い扉デザインを追加した。
▼外部リンク
大建工業株式会社 ニュースリリース
http://www.daiken.jp/news/newsDetail/606/