新潟県上越市より受注
日立造船は、6月23日、新潟県上越市より、上越市廃棄物処理施設整備および運営事業(ストーカ式焼却炉:170トン/日)を受注したことを発表した。
なお、非価格要素審査および価格審査の総合評価方式により受注したもので、高カロリーごみに対する実績、高効率な発電技術および災害対策等、同社の提案内容、実績、技術が高く評価されたものだとしている。
(画像は日立造船のホームページより)
事業概要
このプロジェクトは、新潟県上越市が所有する2カ所のクリーンセンターの老朽化に伴い、新たに上越市新クリーンセンター(仮称)の建設を計画したものだ。
新施設は、安心、安全で安定した施設、環境保全に限りなく配慮した施設、エネルギーと資源の回収に優れた施設、など5つの基本方針のもと、一般廃棄物等を安定的かつ経済的に焼却処理し、焼却排熱の熱エネルギーを利用した発電システムを担う中核施設となる予定だ。
なお、受注金額はおよそ192億円、2つのストーカ式焼却炉(85トン/日×2炉)について、DBO方式で設計、建設および引き渡し後20年6カ月間の運営業務を一括で請け負うという。
環境事業において世界一を目指す
日立造船は、国内外400件以上のごみ焼却施設で、世界トップクラスの納入実績を誇る。
これからも循環型社会を構築する処理システム形成に貢献し、環境事業における世界ナンバーワンを目指すかまえだ。
▼外部リンク
日立造船・ニュースリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/release/2014/06/001291.html