慶大、藤沢キャンパスで「Bloom エナジーサーバー」を運転開始

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慶大、藤沢キャンパスで「Bloom エナジーサーバー」を運転開始

2014年06月19日 20:00

燃料電池発電システムを導入

慶應義塾大学とソフトバンクグループで発電事業を行うBloom Energy Japanは、6月17日、「Bloom エナジーサーバー」を慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスデルタ館に設置し、同日より営業運転を開始したことを発表した。

デルタ館は最も先進の研究施設だが、最大のリスクは停電だ。今回の導入で、電源が多重化されることにより、重要な施設の安定した運用を図ることができるという。

(画像はプレスリリースより)

Bloom エナジーサーバー概要

「Bloom エナジーサーバー」は、クリーンで高効率な業務用・産業用燃料電池発電システムで、都市ガスやバイオガスを燃料とし、発電効率60%超の固体酸化物形燃料電池である。

今回導入したBloom エナジーサーバー出力規模は200kW。1年を通してデルタ館および隣接の大学院棟τ館(以下「タウ館」)の電力需要の90%以上を賄うことができるという。

なお、CO2排出量はデルタ館およびタウ館で33%以上、湘南藤沢キャンパス全体では5.5%以上削減可能だ。

今後の予定

慶應義塾大学は今後、Bloom Energy Japanとともに直流電源の活用を検討し、さらなるCO2削減へ寄与していく。

一方、Bloom Energy Japanは、「Bloom エナジーサーバー」で発電する電力の販売を通じ、日本国内における電力の安定供給に努め、経済発展に貢献していくかまえだ。

▼外部リンク

 

慶應義塾大学・プレスリリース
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2014/

Bloom Energy Japan・ホームページ
http://www.bloomenergy.co.jp/

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