緩効性窒素肥料の原料となる尿素プラント工事を受注
IHIの米国における子会社であるIHI E&C International Corporation(以下「IHI E&C」)は6月17日、ノースダコタ州のDakota Gasification Company社が保有するGreat Plains Synfuels Plantにおいて、尿素製造設備のEPサービス工事(詳細設計及び調達)を受注したと発表した。
尿素は農作物の栽培に広く使われている、緩効性窒素肥料の原料。
プラント規模は大きく、一日に1,100トンの尿素の製造が可能となる。プラント工事に加え、53,000トンの尿素を備蓄できる貯蔵庫や、広大な出荷設備の建設も行う。完成は2017年の予定だ。
(画像は、IHIのホームページより)
ベイズン電力協同組合の合成燃料プラントでEPサービス
Dakota Gasification Company社は、ノースダコタ州にあるベイズン電力協同組合の関係会社であり、ノースダコタ州グレートプレーンズで運転中のGreat Plains Synfuels Plantでは、合成燃料を製造している。
IHI E&Cは、昨年10月に基礎設計となるFEED業務を完了しており、この実績が認められて、今回のEPサービス工事の受注へと繋がったという。
▼外部リンク
株式会社IHIのプレスリリース
http://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2014/pres.html