秩父市にて開始
早稲田大学発環境系ベンチャー企業である、早稲田環境研究所は、秩父市における木質バイオマス発電事業プロジェクトを、かぶちゃん電力、サイサン、ソーシャルインパクト・リサーチと共同で開始することを発表した。
なお、秩父市における事業化においては、平成23~25年環境省地球温暖化対策技術開発・実証事業などの事業成果に基づき検討をしていくという。
(画像はニュースリリースより)
プロジェクト概要
秩父市木質バイオマス発電事業プロジェクトでは、原料となる木質チップである、間伐材、剪定枝、建廃チップ等を1日あたり約60トン採用。発電規模は約2MWの予定だ。
また、地域の木材の供給量に適合した中規模での発電事業のパッケージ化やソーシャルインパクト・ボンド(SIB)型の資金調達手法の適用、6次産業化等への展開に向けた事業拠点を創出することなどを含めた事業設計を行うという。
地域に根差したエネルギーシステムを
早稲田環境研究所は、周辺の企業誘致等を一体的に行い、地域PPS(新電力)のスキームを活用した地産地消型のエネルギーシステムを構築していく。
また、今回のプロジェクトにとどまらず、地域連携型未利用バイオマス(木質系、食品系、畜産系、廃棄物系等)の有効利用に向けたプロジェクトの実現の支援をしていくかまえだ。
▼外部リンク
早稲田環境研究所・ニュースリリース
http://e-wei.co.jp/pdf/20140610pressrelease(Chichibu).pdf