なんばパークスが第41回環境賞で優良賞受賞

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なんばパークスが第41回環境賞で優良賞受賞

2014年06月17日 02:00

栄えある優良賞受賞

株式会社大林組(東京都港区、社長:白石 達)は、南海電気鉄道株式会社(以下、南海電気鉄道 大阪市浪速区、取締役社長兼CEO:亘 信二)と共同で行う複合商業施設「なんばパークス」屋上庭園での生態系創出等の取り組みが、第41回環境賞(日立環境財団・日刊工業新聞社共催、環境省後援)の優良賞を受賞したと発表した。

今回受賞したのは「大都市における人工地盤上の大規模緑地創出」。

環境賞は、環境保全活動の発展と持続可能な社会の構築に寄与することを目的として1974(昭和49)年に創設された伝統ある表彰制度だ。

大気・水質の汚染や自然環境、地球環境等を対象とする調査、研究、開発、実践活動等において成果を上げた取り組みについて毎年表彰する。

(画像はプレスリリースより)

人工緑地での生態系創出の取り組み等を高く評価

2003年開園以来、なんばパークスでは1万1,500㎡の屋上庭園内約5,300㎡の緑地において、無農薬にこだわり手作業で害虫駆除を行うなど訪問客・生き物の双方に配慮した安全な空間を提供している。

その敷地内において、同社と南海電気鉄道の研究調査チームは都市緑化の普及への寄与を目的に、ヒートアイランド現象の緩和効果や緑の快適性等熱環境調査や鳥類・昆虫類の生息種の調査、全樹木のCO2吸収量の調査等、緑化効果を継続的に観測してきた。

受賞のポイントは、2社の活動が人工緑地で動植物の生態系と人間活動を結びつけるという点で、国内で先進的事例であること、そして将来都市緑化の普及に大きく寄与するであろうこと、の2点が高く評価された結果だ。

(画像はプレスリリースより)

環境保全、地球温暖化防止へも貢献

 同社は今後も引き続き、屋上緑化やビオトープ等建物・人・生物の共存エリア創出をテーマに、地域レベルから生態系保全と創出、都市環境保全、そして地球温暖化防止に努めていく考えだ。

▼外部リンク

 

株式会社 大林組 プレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/news/news_20140609_1

株式会社 大林組【竣工作品】なんばパークス
http://www.obayashi.co.jp/works/work_207

日立環境財団 プレスリリース:
「平成26年度(第41回)「環境賞」受賞者決定のお知らせ」
http://www.hitachi-zaidan.org/kankyo/topics/topics70.html

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