昭和電工グループの技術が結集
昭和電工は6月13日、昭和電工グループの技術が結集した植物工場ユニット「SHIGYO(R)ユニット」が、遠藤商事が運営する山形県天童市の大規模植物工場に採用されたことを発表した。
なお、この「SHIGYO(R)ユニット」は新規事業として植物工場を開始する場合に最適なシステムで、導入後の技術サポート(栽培マニュアル等)も含まれているという。
(画像は昭和電工・製品情報より)
SHIGYO(R)ユニット概要
今回採用されたのは、植物育成に最適な環境をオールインワンで提供する屋内設置型の植物工場システムだ。
品種や生育時期に合わせた波長と強度の光を照射する高速栽培法「SHIGYO(R)法」と、この技術効果を最大限に引き出すよう設計されたLED照明やアルミニウム製栽培棚、断熱パネルなど、野菜栽培に必要な設備をパッケージ化しているという。
植物工場の普及へ
遠藤商事では、昨年、SHIGYO(R)法を用いた実証試験を行ったうえで、今回の植物工場建設を決定した。
昭和電工では、このような実証実験用に、小型の「SHIGYO(R)ユニット」と、コンテナ型で屋外設置に適した「SHIGYO(R)コンテナ」もそろえ、植物工場を検討する事業主にさまざまなサポートを行っていく。
また、これからも、安心安全な食糧を安定的に供給する植物工場の普及を目指すかまえだ。
▼外部リンク
昭和電工・ニュースリリース
http://www.sdk.co.jp/news/2014/14165.html