現場第一線の業務を支援
東日本旅客鉄道は、6月10日、メンテナンス部門や建設部門にタブレット端末を新規導入し、5月末に約14,000台の配備を完了したことを発表した。
同社では、これまでも駅や乗務員に配備してきたが、「グループ経営構想V(ファイブ)~限りなき前進~」に基づき、ICTの活用による現場第一線の業務革新に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)
活用の利点
各種図面・マニュアル・規程などを電子化することで、誰もが常に最新資料を確認できる。
さらに、輸送障害発生時には、現地の状況を画像と音声で瞬時に関係各所で共有し、遠隔会議によるコミュニケーションを実現するため、迅速で的確な対応が可能だ。
従い、現場力強化や社員の創造性発揮のツールとして活用することで、顧客への的確な情報提供だけでなく、早期復旧を支援するメリットがあるという。
タブレット端末フル活用
東日本旅客鉄道では、タブレット端末を活用したイーラーニングを実施し、自己啓発支援を行う予定だ。
また、今後はタブレット端末の活用シーンを拡大し、顧客サービスや設備のメンテナンスに使用できるアプリケーションやコンテンツを増やしていく。
▼外部リンク
東日本旅客鉄道・プレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20140609.pdf