南港ポートタウン線の新交通車両と信号通信システム更新工事を受注

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南港ポートタウン線の新交通車両と信号通信システム更新工事を受注

2014年06月11日 08:00

新交通車両と信号通信システム更新工事を受注

新潟トランシス株式会社が、大阪市交通局から南港ポートタウン線の新交通車両(ニュートラム)と信号通信システム更新工事を受注したと発表した。

新潟トランシス株式会社は、IHIの関係会社であり主に鉄道車両や新交通システムの製造販売を手掛けている。また「ニュートラム」は、ゴムタイヤ方式の全自動無人運転車両のことだ。4両固定全電動車方式であり、最高速度は60km/h。

(画像はIHI株式会社ウェブサイトより)

国内だけでなく欧州などでも受注が拡大

大阪市交通局「南港ポートタウン線」は、大阪臨海部のコスモスクエア駅と住之江公園駅を結ぶ全長8km。

1981年に開業。新潟トランシスとしては、旧新潟鐵工所以来の新車の納入ということになる。新潟トランシスはこれまでに旧新潟鐵工所製作分と合わせると、全国で約500両の納入実績がある。

受注した新交通車両は、7編成28両だ。最終納期は平成29年3月の予定であり、受注金額は約29億円。

信号通信システムは最新のデジタル無線化工事を含んでおり、平成28年3月竣工予定。受注金額は約27億円だ。

新交通システムは新しい都市型交通システムとして、日本だけでなく欧州・北米・アジアなどで導入されている。

世界中で環境意識が高まっていることによって、CO2排出削減できることは魅力の1つとなっている。また新興国の都市開発などによって、需要は拡大している。

▼外部リンク

 

IHI株式会社 プレスリリース
http://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2014/press/

新潟トランシス株式会社
http://www.niigata-transys.com

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