株式会社ローソンが出資を行っている農業生産法人が、今回6次産業化事業として認可されたことを発表した。
新たな工場では加工施設をを設けることによって、これまでは店頭で販売することができなかった規格外品や、余剰品などを有効に使い商品を作っていく。
(画像は株式会社ローソンより)
なお今後もローソンでは全国で6次産業化を進めていく予定だ。これまではコンビニの店舗を全国や海外に展開していく事業を主に行っていた。
しかしこれからの新たな事業としては、農業の現場においてどうしても発生してしまう規格外のものや余剰品を活用していくことによって、生産者の収益向上や、雇用を生み出し地域経済を活性していく。
「株式会社ローソンファーム千葉」は、株式会社ローソンファーム千葉の母体である株式会社芝山農園と3次産業者である株式会社漬物工房彩と共同で出資し株式会社を設立した。
ローソンが持つ商品開発技術や、マーケティングを用いることによって「生産者の顔が見える青果」の供給を実現する。
また安全で安心な野菜を提供するために、ローソンファームで生産されている野菜に関しては、生産履歴を管理。物流管理を短縮することによって、消費者に対して新鮮な野菜を届けることができる。
現在対象としている野菜としては、大根や人参、白菜やキャベツなどだが、今後は品目を増やしていく予定である。
香取プロセスセンターでは、ローソンファーム千葉とその近辺地域で農業を行っている契約生産者が栽培した野菜をカット。野菜そのままとしてではなく、加工商品の原材料としてローソングループ店舗向けの中食製造工場や漬物工場に販売していく。
会社名:香取プロセスセンター株式会社
施設面積:約3,000平方メートル
出資者:(株)ローソンファーム千葉26%、(株)芝山農園10%、(株)漬物工房彩14%、ちば農林漁業6次成長化ファンド50%
販売計画:289,000,000円(2015年度計画)
(ニュースリリースより引用)
▼外部リンク
株式会社ローソン ニュースリリース
http://www.lawson.co.jp/company/news/090603/