特許申請で最も他社を牽制したゼネコンランキング/パテント・リザルト調べ

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特許申請で最も他社を牽制したゼネコンランキング/パテント・リザルト調べ

2014年05月30日 11:00

トップ3は清水建設、鹿島建設、大林組

パテント・リザルトは、「ゼネコン業界 他社牽制力ランキング2013」を発表した。

2013年に出願された特許申請の審査過程で、拒絶理由として引用された公報を抽出し、その件数を企業別にまとめたもの。この集計を見れば、どの企業が先行技術を多数保有する、先端企業であるかがわかる。

集計によると、2013年に拒絶理由として最も引用された企業は、清水建設の534件。次いで鹿島建設の397件、大林組の375件と続いた。

(画像はニュースリリースより)

ゼネコン以外の企業も牽制

1位の清水建設で最も引用された特許は、「空調システム(特願2006-169566)」。大成建設、NEC、高砂熱学工業など6件に、拒絶理由として引用された。

また2013年に、清水建設の特許によって阻害された件数が多い企業は大成建設、大林組、竹中工務店だった。

2位の鹿島建設で最も引用された特許は、「エレベータ管制運転装置(特願2005-323346)」。東芝エレベータ5件、日立製作所と日立水戸エンジニアリングの共同出願1件の計6件に対し、拒絶理由として引用されている。

鹿島建設の特許によって阻害された件数が多い企業は大林組、大成建設、清水建設だった。

3位の大林組で最も引用された特許は、「ハイブリッド電源システム及びその運転方法(特願2001-115238)」。拒絶理由に引用されたのはパナソニック3件、田淵電機1件、佶益投資(台湾)1件の計5件。

大林組の特許によって阻害された件数が多い企業は清水建設、大成建設、竹中工務店だった。

パテント・リザルトでは「ゼネコン業界 他社牽制力ランキング2013」の詳細データを、50,000円で販売中だ。

▼外部リンク

 

株式会社パテント・リザルトのニュースリリース
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/05.html

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