ワイヤレスで監視可能
日本電業工作は、5月27日、「太陽光発電施設向けワイヤレス監視パッケージ」を開発したことを発表した。
なお、同社坂戸事業所内に設置されている太陽光発電システムにデモシステムを設置し、太陽光発電システムの発電機器類のモニタリング情報やパネルの状況を管理事務所で一元管理。インターネットを介し、クラウドでモニタ監視しているという。
(画像はプレスリリースより)
新商品概要
太陽光発電施設向けワイヤレス監視パッケージは、センサシステム「Muセンサ」と、長距離無線LANシステム「FalconWAVE」によるワイヤレス監視サービスだ。
Muセンサは、小規模な太陽光発電施設向けで、携帯電話のみで発電状況の定時モニタリングをし、異常があれば管理者に携帯SMSで知らせる。
一方、FalconWAVEは、IPカメラによる監視映像を自立型太陽電池により、通信料不要の無線LAN回線で監視するシステムで、中規模以上の施設向けに使用可能だ。
いずれも自立型で後付けでき、組み合わせて使用することで太陽光発電施設のかんたんモニタリングが行えるという。
今後も技術革新
太陽光発電施設の普及に伴い、想定外のいたずら、盗難、雪害まで様々な事象が発生したことから、セキュリティ対策などの「監視・保守」の必要性が高まりを見せている。
日本電業工作では、通信事業発展に貢献するだけでなく、今後も新しい技術の創出に努めていく。
▼外部リンク
日本電業工作・プレスリリース
http://www.den-gyo.com/news/pdf/20140527.pdf