株式会社鴻池組(大阪市中央区、社長:蔦田 守弘)は、平成26年5月15日、都内千代田区のルポール麹町で執り行われた公益社団法人日本推進技術協会主催「第25回黒瀬賞」表彰式において、東京本店土木部所長 山内 佳樹氏、土木事業本部技術部部長 神田 勇二氏両名が優秀論文部門で表彰されたと発表した。
(画像はプレスリリースより)
このほど受賞した論文は、「φ3,000mm最小土被り3.5m、離隔1.1mの上下2段近接施工」。埼玉県川口市発注の桜町排水区浸水対策貯留管工事の施工報告に関するものだ。
「高水圧対応土圧シールド CPS工法」は、高水圧が作用する耐水砂礫層でも施工することができる、特許取得済み泥土圧シールド工法だ。
論文内において、高水圧下で掘削土砂と地下水が噴発し切羽の崩壊や地盤沈下につながるおそれがある従来の一般的泥土圧式シールド工法と比べ、スクリューコンベア内に止水プラグを形成するCPS工法を用いたことで、先行敷設した下段管に悪影響を与えることなく、同時に地表面に大きな変状も発生もさせず、推進工事を無事完了させた経緯につき詳細に述べられているという。
(画像はプレスリリースより)
この賞は、同協会事業のひとつとして、推進技術等の発展振興を目的に推進工法の普及・開発・研究に携わる個人または団体に対して表彰、助成を行うもので、推進技術の進歩発展に顕著な貢献をなす優秀な論文であると認められて今回の受賞となった。
▼外部リンク
株式会社鴻池組 プレスリリース
http://www.konoike.co.jp/news/2014/201405211055.html
【技術とソリューション】高水圧対応土圧シールド CPS工法
http://www.konoike.co.jp/solution/detail/000429.html
公益社団 法人日本推進技術協会
http://www.suisinkyo.or.jp/