2020年の暮らしを実現-3社合同実証実験のスマートハウスをさいたま市に建設

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2020年の暮らしを実現-3社合同実証実験のスマートハウスをさいたま市に建設

2014年05月26日 01:00

スマートシティをさいたま市に具現化

積水ハウス株式会社(大阪市北区 社長:阿部 俊則、以下、積水ハウス)、株式会社東芝(東京都港区 社長:田中 久雄、以下、東芝)、本田技研工業株式会社(東京都港区 社長:伊東 孝紳、以下、Honda)の3社は、合同で実証実験ハウスをさいたま市に建設し、検証実験を開始したと発表した。

3社はそれぞれの技術や持ち味を活かし、これまでも安心・安全・快適・便利を目指して、独自にスマートコミュニティーへの取り組みを進めてきた。

積水ハウスは「SLOW & SMART」をブランドビジョンとし、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を採用したスマートハウス「グリーンファースト」を提供する。

東芝は、エネルギー機器、スマート家電、クラウドサービスを連携させ、エネルギーの安定供給と快適かつ効率的な生活・住空間づくりを目標に家庭と地域をつなげる取り組みを行ってきた。

Hondaは米国にスマートホームUSを公開、エネルギーの「家産・家消」できるエネルギーマネジメント技術やこれからのパーソナルモビリティーの検証のため、2014年3月に先取りする形で米国にすでにスマートホームUSを公開している。

最近では、3社共同で2013年11月には東京モーターショー内「SMART MOBILITY CITY 2013」に出展した実績もある。

今回建設された実証実験ハウスは、ITやパーソナルモビリティー、そして家庭、モビリティー、地域のエネルギー供給を連携させ、総合的に制御するエネルギーマネジメント技術が採用された。

つまり、二世帯住宅の各世帯間、ケーブルを接触せず充電する電気自動車(EV)、パーソナルモビリティーでそれぞれ創出した電気、エネルギーの相互供給や、逆にEVから蓄電された電力を家やコミュニティへ供給、パーソナルモビリティーを住空間へ活かす等次世代型住宅を具現化した。

(画像は東芝プレスリリースより)

実証実験ハウスで未来の暮らしを模索

3社は今後もスマートコミュニティーに磨きをかけるべく、未来の暮らしを実現する技術の確立と実用化へ向け、実証実験ハウスを活用して検証を重ねる考えだ。

▼外部リンク

 

積水ハウス株式会社 プレスリリース
http://www.sekisuihouse.co.jp/

株式会社東芝 プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_05

本田技研工業株式会社 プレスリリース
http://www.honda.co.jp/news/2014/c140521.html

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